よくあるご質問
A. 大きな違いとしましては、超硬合金は鉄よりも硬く、また、ヤング率は約3倍、熱膨張率は約半分の特徴を有しております。こういったことから、耐摩耗性が高く、弾性変形しにくく、熱変形が小さいことから、製品の寸法精度が必要な鍛造金型等に超硬合金は使用されております。
A. 金属を除去加工する切削工具や、変形加工させる金型に使用されています。
A. 耐摩耗性が高いことから工具や金型の寿命を延ばすことです。
A. 結合金属の量によって異なり、結合金属の量が多い材種ほど薄いグレー色になります。
A. 製作可能な最大サイズは材種、丸形状(径×高さ)、角形状(縦×横×高さ)、加工形状な ど条件により異なりますので営業までお問い合わせ下さい。
A. 製作可能な加工形状は材種、サイズ、丸形状、角形状など条件により異なりますので 営業までお問い合わせ下さい。データ支給頂いてのマシニング加工も出来ます。
A. ダイヤモンド砥石を使用した研磨加工やワイヤーや電極を使用した放電加工で行います。
A .できます。コーティングにはCVD(化学蒸着)とPVD(物理蒸着)に大別できますが、どちらの方法でも実績はあります。
A. 巣は合金中に存在する空隙のことで、「Pore(ポア)」とも呼ばれ材料欠陥の一つです。
合金中に巣が存在すると、硬度や抗折力等の特性が低下致します。
A. イータは、η相と記載致します。超硬合金の主成分はWC-Coですが、このうちCが多くても少なくても脆くなります。η相はCが少なくなった場合に複炭化物(W3Co3C)が合金中に析出し合金の抗折力や圧縮強度等の特性が低下致します。
A. 安定供給ができるようにいろいろな取り組みを図っております。その一環として使用済み超硬スクラップを回収し、自社でリサイクル事業を行っております。
A. 弊社では貴重なタングステン資源のリサイクルを行っております。使用済みの超硬工具がございましたら、営業までお問い合わせください。
A. 回収は担当者が直接お伺いし対応させて頂きます。ただし総量や、工具の種類、使用済状態、分別状態などにより異なる場合がございますので、ご不明な点は営業までお問い合わせください。
A. 超硬合金は落下衝撃等で割れることがあります。このため開梱時には、製品に欠けやクラックあるいはその他の異常がないことを確認お願いします。
A. 腐食します。これは超硬合金の結合金属であるコバルトが水等と反応し溶出します。湿度の高い環境下で長時間放置していると鏡面加工した超硬合金の表面が白濁しますが、これは結露により超硬合金中のコバルトが溶出しているからです。
A. 下記より安全データシート及び安全パンフレットをご覧下さい。
※詳細につきましては、厚生労働省ホームページをご参考頂きますようお願い申し上げます。